コナミから2004年1月15日に発売した『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS SPECIAL EDITION』の感想・レビューです。

【ANUBIS ZONE OF THE ENDERS SPECIAL EDITION】
公式サイトAmazonで購入発売元:コナミ
発売日:2004年1月15日
ハード:PS2
1周目のクリア時間は約6時間。
●グラフィックス
グラフィックスは、およそ3年前のゲームとは思えないほど、最近のゲームと比べても綺麗である。
発売当時「ビジュアルは他の追随を許さない」とまで称されていたが、3年経った今でも、周りと肩を並べるレベルだと思う。
●操作性
操作性は、基本的には非常に良い。不満が残った所もあるので、あえてこういう書き方をする。
攻撃ボタンは、基本的には□ボタンのみ。敵との距離により、近距離攻撃と遠距離攻撃が自動的に切り替わる。攻撃ボタンを1つのみにしたことで、アクションが苦手な人でもグッと抵抗感を減らすことが出来ると思う。砕いた言い方をすると、「ボタン連打でも何とかなる」。
しかし、これは一般的な敵とのバトルにおいての話しである。一部の敵には、サブウェポン(○ボタン/L1で切り替え)を駆使しないと倒すことが出来ない敵もいる。
しかし、もし特殊な方法でしか倒すことが出来ない場合でもチュートリアル(操作説明)がその都度出て、「○○○という武器の使用をオススメします」とまで出るという親切設計である。
ゲーム全体を通して言えることなのだが、チュートリアル(操作説明)などのヘルプが充実している為、ゲーム進行に困ることは基本的には無いと思う。
●バトル関連
全体的に見たら、非常にバリエーションに富んだ敵たちである。上でも記したが、ただボタンを連打するだけでは勝てないような敵が多数出てくる。
しかし、敵の種類の数は多くも無いので、この敵にはこの攻撃をすればいいということがわかれば、元々攻撃のバリエーションが多くない為に、あとが作業的になってしまう感じがした。
6時間程度で1周をクリアすることが出来るのが意図的なものなのか、逆に功を奏したのかもしれない。
攻撃のバリエーションが多くないといっても、少なくもない。サブウェポンはストーリーを進めていくうちに増えるし、ステージ上に配置してあるアイテムを使用しての攻撃、なども出来る。工夫次第で戦い方は多種多様にも出来るだろう。
敵が弱く、手ごたえを感じないのは爽快感の為だろうけど、個人的に少し残念な所。
●カメラワーク・視点
3D視点のゲームの宿命と言えば、3D酔い。しかし本作のカメラワークには非常にこだわりを感じるものがある。自分はあまり3D酔いをしないのだが、3D酔いをする人でも、あまり酔わないのではないか、と思うほどに良く出来ている。
●未確認浮遊快感
「未確認浮遊快感」。
公式サイトを見てまずはじめに目に映る言葉である。
既存の似たようなゲームと比べて、何が他と違うのかというと、それは圧倒的なスピード感だろうか。
ハイスピードロボットアクションとジャンル付けされるように、終始バトルはスピード感溢れるものになっている。重力を感じさせないつくりに、圧倒的なスピード感。
それは確かに体感したことの無い浮遊感なのかもしれない。
●総評
3Dロボットアクションとしては、高い水準の作品だと思います。
全体的に丁寧に作られていて、プレイしていてストレスを感じることはあまりないですし、安心してオススメ出来るレベルだと思います。
ただ、1周が短かったり、1周するだけで満足してしまったりと、所々に不満点はある事は確か。
廉価版も出ている事ですし、この値段なら後悔することは無く、むしろ満足するのではないでしょうか。