テレビゲームビジネスにおいて、3世代を支配した会社は今までに一度もありませんでした。ソニーはそれを覆せるのでしょうか?高く設定された価格は、消費者のみならず、開発者をも思いとどまらせているように見えます。それは悪循環なのかもしれません。
SCEから発売の次世代ゲーム機『プレイステーション3(PS3)』にとっての一番の問題は価格設定でしょう。安いほうの20GBモデルでさえ高値です。60GBモデルは大半の人がばかげていると見えています。E3でこの価格を明らかにして以来ソニーは、PS3がコンピュータであり、本当に高いBlu-rayドライブを内蔵している"安い買い物"だと主張するなど、守りに入っている立場に思えます。
SonyのCEOであるHoward Stringer氏も、PS3が高価である事を認め、将来性に支払うともしています。PS3の故郷である日本でも良くない反応が返ってきており、90%以上の開発者が「高すぎる」とも述べているようです。この高値が、開発者がPS3で開発するかどうかを決める事に影響しているように思えます。プレイステーションブランドは信じられないほど強いサードパーティーに支持されてきましたが、現在、それが危険に晒されているように思えます。
BusinessWeekのレポートによると、PS3を見限り、手ごろなWiiやXbox360にリソースを配分している開発者もいるようです。エンターブレインの浜村弘一氏は、PS3が早まったのでスマッシュヒットしないともしています。「多くの開発者が、高値が理由で売り上げが鈍いと予想し、ゲーム開発を差し控えている」ともコメント。
ソニーの支持者であったエレクトロニック・アーツ(EA)も、PS3よりもWiiの為に時間を費やしています。EAはWiiに6本のタイトルを発表し、2つの長いデモを見せましたが、PS3にはレーシングゲームの短いクリップだけでした。EAはまだPS3の潜在能力をテストしているのでしょう。
結局、開発者とアナリストは、PS3が成功する為には出来るだけ早く値下げをするしかないという結論になってしまうようです。
情報元:
■
GameDaily BIZ: Report: Developers are Steering Away from PS3
PS3の真価が発揮されるのはまだまだ遠い先の話。果たしてそれまでソニーが生きているのか?サードパーティがついてきてくれるのか?それが全てだと思います。