スクウェアエニックスから8月24日発売のNDS用RPG『FINAL FANTASY III』の感想・レビューです。
●セーブスロット
セーブデータは、3つまで作ることが出来ます。
●ロード時間など
画面が切り替わった後の硬直時間も含んだ体感の時間です。あまり正確なものでは無いので大まかな目安としてお考え下さい。
ソフトが起動してから、ニューゲームやロードゲームを選ぶ画面までに5〜6秒、メニュー画面を開くのに2秒、メニュー画面を閉じるのに2秒、マップ切り替えに3秒程度の時間がかかります。
バトル時のロードは、敵にエンカウントしてからコマンドを選択することが出来るようになるまで5〜6秒、戦闘終了して移動画面に戻るまでに最短で6〜7秒程度の時間がかかります。戦闘終了時にレベルアップなどがあると、キャラクターがアクションをして更に時間がかかります。そのアクションはカット不可能のようなので、テンポはあまり良くないです。
戦闘中のコマンド選択は、FF1、2、4などと比べると動きが重いです。サクサク次のキャラクターに進まない上に、ボタンを押しっぱなしでコマンド選択をする事が出来ないので、パーティ全員が「こうげき」コマンドを選択するとしても、ボタンを何度も押さないといけません。
全体的に、気になるほどロード自体は長くも無いのですが、サクサク進みもしません。特に戦闘中のコマンド選択などは、最近のFFシリーズとしては軽い感じではなくむしろ重い感じがします。
魔法などのエフェクトはスムーズですが、「1Hit」などの表示はカクカクしているように見えます。全体的に抑えられているのですが、このように所々にカクカクした動きが感じられるのも確かです。気にするほどではありませんが、若干気になります。
●タッチパネルでの操作
本作は、タッチパネルでもボタンと同等の操作をする事ができます。ですが、ボタン操作をベースに作られている為か、タッチパネルでの操作があまり快適とは思えませんでした。ほぼ全体的にタッチをする場所が散りばめられているので、慣れるまではどこをタッチすれば思い通りの行動が出来るのかが戸惑いますし、慣れたとしても頻繁にタッチをする必要があるので、使いやすいとは思えませんでした。
キャラクターを移動させるにしても、タッチペン(とそれを持つ手)が進行方向の邪魔をして見にくい事もありますし、ボタン操作がベースの操作を、タッチパネルでの操作にも無理やり対応させた、程度に思うほうがいいかもしれません。
●その他の操作
ボタン操作の場合、デフォルトではBボタンを押してダッシュ移動ですが、設定でデフォルトをダッシュ移動にする事も出来ます。
メニュー画面でのキャラクター選択をLRボタンで変更できたりと、操作感は最近のFFシリーズと代わり映えがありません。FC版と比べて随分とプレイしやすくなっています。
●総評
3D化などの大幅なリメイクがされNDSで発売された本作『FINAL FANTASY III』ですが、ハードの性能上仕方が無いのかもしれませんが動作が重いです。SFCに忠実な移植の「FFI・II」「IV」の動作が軽かったせいもあり、重さが際立ちます。「重い」ばかり言っていますが、プレイに差し支える程ではありません。あくまでも比べた時に重さが目立つというだけです。ですが携帯機ということもあり、サクサクしている事に越した事は無かったような気もします。RPGはテンポも重要だと思いますし。
「中断」機能や、NDS本体のスリープ機能もあるので、基本的にいつでもゲームを中断をする事が出来ますし、全体的な出来は非常に良いと思うので、若干の重さという悪い部分だけが気になってしまうのかもしれません。