『biohazard 4』のレビュー・感想です。
ゲームキューブ版が既に発売しているのでレビューは散々されているとは思いますが、自分なりの観点でレビューします。
【biohazard 4】
公式サイト /
Amazonで購入 発売元:カプコン 発売日:12月1日 ハード:PS2
カプコンの人気ホラーアクションシリーズ、ナンバリングされてるものとしては4作目となる本作。
「BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE」がプレイステーションで発売したのが1999年9月22日。ゲームキューブ版のバイオ4が発売したのが2005年1月27日なので、”3”から”4”までは5年以上の期間が開いた。
期間と共に、大幅な変更も加えられた。
まず目に付くのが、カメラの位置の変更。今までは固定されたカメラの中に映っているキャラクターを動かすというものだったが、バイオ4ではカメラの位置が主人公レオンの頭の少し後ろにきている。カメラが主人公視点に近くなったのだ。これをビハインドカメラという。
目線の近くにカメラがあるお陰で、敵へ標準をあわせやすくなった。今までは銃を構えたらほぼ自動で敵へ銃口を向けてくれた。しかしカメラの変更に伴い、それはなくなった。自分で撃つ場所を決めることになる。
顔を狙い敵をひるませてもいいし、脚を狙って敵を転ばせてもいい。
ビハインドカメラになったお陰で前方に視点が集中している分、自分の移動もしやすくなった気がする。
それでは敵を倒すのが簡単になったのか?いや、そんなことはない。
まず、敵の数が増えたように思える。
敵の数が増えたことにより、敵を倒す場合は素早く標準を敵から敵へ動かして狙いを定める必要がある。狙いやすくなった分、狙う箇所が増えたのだ。
そして敵の行動が複雑になった。
今まで通り、敵は唸り声をあげながら自分に近寄ってくる。しかし移動スピードが速い。速いから焦る。遠くにいる敵は斧を投げてくる。今までとは違う恐怖があるのだ。
そんなに変わったなら、もう”バイオハザード”じゃないんじゃないか?いや、そんなことはない。
視点や自分の行動、敵の行動など色々な部分が大幅に変わったが、プレイをしていて感じるのは”バイオハザード”だ。
今までは画面内に敵が映っている限り、主人公の後ろにいようがプレイヤーの目では確認することが出来た。しかしビハインドカメラの導入により自分の後ろの敵は後ろを向かないと確認できないようになった。
弾のリロードの方法も変わった。今までは「メニュー画面を開き、弾を銃を組み合わせて、銃に弾を補充する」という方法でリロードを行ったが、本作ではメニュー画面じゃない、普段の画面上でのボタンの組み合わせでリロードを行うことになる。つまり、敵との戦闘中にリロードが必要になっても、メニュー画面で落ち着いてリロードをすることが出来ないのだ。敵と距離をおくなどをして、ボタン操作を行いリロードをする必要がある。距離をおけない状況下に置かれたら、さぞかし焦るだろう。
バイオハザードの怖さのひとつとして、”不自由さ”というものがあると思う。
”数限りある銃弾”、”動きの不自由さ”、”操作の不自由さ”などが挙げられる。
無限に銃を撃てて縦横無尽に動き回ることが出来たら、それは「Devil May Cry」になってしまう(実際DMCはそうやって出来たらしい)。
ビハインドカメラの導入により、前方は明瞭に見渡すことが出来るようになった。しかしそれと同時に、後方を見ることが出来なくなった。
そういえばイベントシーンも変わった。ただ見るだけのイベントではなく、ボタン操作が必要なイベントがある。
岩に追われて走らなくてはいけない状況に置かれて、ボタンを連打するシーン。避ける為にボタンを同時押しするシーンなど。安心する箇所が減ったとも言える。
操作が変わった分、簡単になった部分もあるが、同じぐらいに難しくもなった。
このように変更点はいくつもあるが、リアルを目指すうえで、なるべくしてなった変更ばかりだと思う。
視点がリアルになった。リロードがリアルになった。敵の行動もリアルになった。リアルになった分、没入感が飛躍的に高まった。
ひとつ気になる変更点があるのだが、セーブの仕方である。
今までは数量限定の「インクリボン」というアイテムを使用してのセーブという不自由さがあった。しかし本作ではセーブは無限に出来る。
なぜこの仕様に変更したのかは今の所わからないのだが、分かり次第報告したい。
見た目はがらりと変わったが、このように相変わらず”バイオハザード”な『biohazard 4』である。